COLUMN
キュアジェットのダウンタイムは長い?経過・過ごし方・メイクや運動の注意点まで徹底解説
ニキビ跡や肌質改善い効果があると言われている【キュアジェット】の具体的な効果と、ダウンタイムについて、キュアジェットのキードクターであり、数多くの症例と実績。また、国内外の学会でも数多く発表をしている韓国人医師が徹底解説いたします!
目次
クレーター状のニキビ跡改善や、開き毛穴の改善だけではなく、導入する薬剤によってはキュッと引き締まることによるたるみ改善やリフトアップ、肌質改善など多角的な効果が期待できる”キュアジェット”のダウンタイムについて
ダウンタイムの長さや症状、過ごし方に関して、おすすめのスキンケア法から、ダウンタイム中に気をつけた方がいい事などなど
韓国人医師であるClinic K理事長、金児盛医師が丁寧に解説いたします!
キュアジェットとは?

「キュアジェット」はスキンブースターなどの薬剤を針で注入せずに
ジェット噴射によりお肌に直接注入する治療です。
韓国ソウル大学傘下の研究者がソレノイド技術に注目して開発された
世界で初めて針を使わずにスキンブースター(薬剤)注入ができる医療機器です。
Clinic Kはキュアジェットの症例数も多く、お客様の症状・お悩みに合わせて薬剤を決めるため効果実感が高いのも特徴の一つです!
キュアジェットのダウンタイムの経過と症状の目安
実際にキュアジェットを受けた際のダウンタイムの目安を詳しく説明していきます。
施術直後〜1日目の赤み・腫れ
施術直後は軽度の赤みやヒリつきを感じる場合があります。
モードや肌質、症状、導入薬剤によっては腫れが出る場合もありますが、数時間〜1日程度で落ち着くことがほとんどです。
外出や、仕事など日常生活を問題なく送っていただけます。
2〜3日目の皮むけやかさつき
ターンオーバー促進の影響で、細かい皮むけや乾燥が起こる場合があります。
レチノールや高濃度ビタミンCなどの刺激の強いスキンケアは避け、保湿メインのケアを徹底していただくことが大切です。
キュアジェットは1週間後でダウンタイムが落ち着き、効果を実感できる

1週間ほどで赤みやかさつきが落ち着き、個人差や導入した薬剤により多少の違いはありますが、お肌のハリや弾力などをご実感いただけます。
キュアジェットの施術モード別ダウンタイム比較
キュアジェットには皮膚に接触させて照射を行う【コンタクトモード】と、一定の距離を保ちながら照射を行う【トーニングモード】の2つのモードがあります。
具体的にどのような効果の違いがあるのかなど、解説をしていきます!
コンタクトモードの特徴とダウンタイム
コンタクトモードは、お肌に接触させ近距離でピンポイントに打つことができるため、クレーター状のニキビ跡や凹み・傷跡・ストレッチマークなどに対して治療が可能です。
コンタクトモードは近距離で薬剤を照射し、導入を行っていくため赤みや膨疹、腫れなどのダウンタイムがあります。
一般的に、数日〜1週間で改善されます。
トーニングモードの特徴とダウンタイム
トーニングモードは、お肌から離してお肌全体へ均一に噴射し薬剤の成分を直接注入できるため、トーンアップ・ハリ・艶などの肌質改善効果が期待できます。
コンタクトモードに比べ、一定の距離を保ったまま薬剤導入を行うため、比較的ダウンタイムは短いです。
施術直後〜翌日までは赤みなどが生じる場合もありますが、徐々に改善します。
トーニングモードだけの施術の場合ダウンタイムはほとんどない方が多く、使用薬剤によっては翌日より美肌効果をご実感いただけます!
キュアジェットでダウンタイムが発生する理由
ジェット噴射を用いて、薬剤を直接お肌へ導入していることで、刺激が加わり一時的に赤みや腫れが生じます。
これはお肌の修復反応の一環であり、再生過程で必要なプロセスです。
ダウンタイムは肌質や体調、導入薬剤によって個人差がありますが、多くは数日で改善する場合がほとんどです。
キュアジェットと他の美容施術とのダウンタイム比較
キュアジェットのトーニングモードは、レーザー治療やピーリングと比べても比較的ダウンタイムが短い点が大きなメリットです。
皮向けを伴うピーリング治療や、Co2レーザーを用いた治療などは長期的なダウンタイムを要しますが、トーニングモードは数日で改善するため、予定に合わせやすい施術として人気があります。
ニキビ跡などへアプローチするコンタクトモードの場合は、トーニングモードよりもダウンタイムがあるため、大事な予定がある方は一定期間ダウンタイムが取れるのが理想的です。
キュアジェットの施術時〜ダウンタイムの痛みについて
キュアジェットの施術時の痛み、施術後の痛みについてどれくらいの痛みなのかについて解説していきます。
施術直後の痛みの程度
施術中はエアジェットによる刺激で「パチパチ」とした感覚や、弾かれるような軽い痛みを感じることがあります。
施術後は赤みやほてりに伴いヒリヒリ感が出る場合もありますが、多くは数時間以内に落ち着きます。
Clinic Kではトーニングモード・コンタクトモードともに麻酔クリームを使用し、治療を行うため、耐えられる程度のお痛みで治療が可能です。
痛みが強い場合の対処法
肌質やコンディションによっては痛みや熱感が強く出るケースもあります。
その際は保冷剤などで軽く冷やし、医師から処方された軟膏を塗布するなどの対応が有効的です。
お痛みが長引いたり、我慢できないほどの場合は、必ずクリニックへ相談してください。
キュアジェットのダウンタイムが長引くケースと注意点
キュアジェットだけではなく、肌施術を受けた後、ダウンタイムが長引いてしまう方も0ではありません。
実際に、どのような場合にダウンタイムが長引いてしまうのかについて、解説つたします。
肌質や生活習慣
アトピー性皮膚炎など、お肌が敏感な方は赤みやかゆみが長引く場合がございます。
また、睡眠不足や喫煙、過度な飲酒なども回復を遅らせる要因となるため、治療を受ける前、ダウンタイム中はできるだけ規則的な生活をし、患部に刺激を与えず保湿を十分にし、日焼け対策を行なってください。
キュアジェットのダウンタイム中の過ごし方とセルフケア
キュアジェットのダウンタイム中のメイクや入浴など、気になる日常の過ごし方の注意点に関して解説していきます!
メイク
治療部位は、微細な穴が空いている状態となるため、当日はメイクは控えていただき、翌日から軽いメイクが可能となります。
ただし、リキッドファンデーションなど厚塗りは控え、日焼け止めのみなどのメイクを推奨いたします。
運動・入浴
施術当日は激しい運動や長時間の入浴、サウナなどはお控えください。
発汗や血流促進で赤みや腫れが悪化する恐れがあります。翌日以降は様子を見ながら徐々に再開していただけます。
洗顔・スキンケア
治療部位は、微細な穴が空いている状態となるため、当日は控えてください(治療部位以外の洗顔は可能です)
翌日からも、低刺激な洗顔料を使い、摩擦を避けて優しく洗顔を行なってください。
スキンケアは、レチノールや高濃度ビタミンCなどの刺激のある製品は避けて、セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤で水分補給を心がけてください。
治療部位のマッサージなどは1週間程度お控えください。
キュアジェットの1回目の変化と複数回施術の効果
基本的に、ほとんどの美容施術は”1度で完結”することはありません…。
それではキュアジェットはどれくらいの治療回数を目安にすればいいのか?1回目の治療で実感できる効果はどのような効果なのか?解説していきます。
1回目の施術後に実感できる変化
初回施術後は、お肌のなめらかさや毛穴の引き締まりを軽く感じる人が多い傾向にあります。
ただし、ニキビ跡や色素沈着といった深い肌悩みに対しては1回での大きな改善は期待できません。お肌状態や、お悩みによりますが、しっかりとした肌改善を望む場合は
1ヶ月に1度、3回の治療を推奨いたします。
その後は、お肌状態に合わせてメンテナンスとして治療を行いましょう。
ニキビ跡などをしっかり治療するには
根深いニキビ跡や毛穴の開きには、3〜5回程度の施術を重ねることでしっかりと効果をご実感いただけます。
施術間隔は2〜4週間が目安で、回数を重ねるごとにお肌の質感やお肌の凹み(クレータ状のニキビ跡)などの改善がご実感いただけます。
キュアジェットに関するよくある質問

キュアジェットに関して、よくある質問をまとめてお答えします!
他にも、気になることやお悩みなどございましたらお気軽にご相談ください。
Q:キュアジェットは効果ないって本当ですか?
A:効果の感じ方には個人差はございますが、複数回施術を重ねることでしっかりとした効果をご実感される方が多いです。
1回での効果が薄い場合でも、治療を継続することで、根本からの肌質改善が期待できます。
Q:ダウンタイム中に仕事や学校は休むべきですか?
A:軽度の赤み程度ならマスクで隠せるため、休む必要は基本的にはございません。
イベントや撮影前など、大切なご予定の前は余裕を持った施術スケジュールが安心です。
Q:キュアジェットは色素沈着や症状の悪化リスクはありますか?
A:紫外線対策や適切なアフターケアを怠り、過度な摩擦など、極端な刺激を患部へ与えてしまった場合はリスクは考えられますが、適切な治療・アフターケアを行なっていれば、ほとんど心配はありません。
まとめ
ニキビ跡改善、肌質改善として大人気なキュアジェットは、針を使用せずに薬剤導入をターゲット層へ導入できる画期的な治療ですが、モードによりダウンタイムがあります。
肌質改善を主として、トーニングモードでは比較的ダウンタイムも軽度ですが、近距離でダイレクトに薬剤を導入させ、お肌の凹みなどを改善させる、コンタクトモードでは赤みなどのダウンタイムが数日〜1週間ほどあるため、大事なご予定などはスケジュールを考慮し、受けていただくことをお勧めいたします!
ダウンタイム中の過ごし方でも、改善の期間は変わってきます。
美容施術ごのダウンタイム期間は、極端に代謝を上げるような行動や、患部のマッサージや日焼けなど、刺激になる行動は控えて、守りのスキンケア(レチノールなどを控えて保湿メイン)でお肌を労ることを心がけましょう!

記事監修:Clinic K理事長 金 児盛
数多くの美容医療機器のKOL(キードクター)を務め、韓国の最新美容情報に精通。Clinic K銀座院、Clinic K Blossom新宿院の理事長を務める。おもち肌といえば”キム先生”と言われる、親しみやすさも魅力の一つ。